トップページ>講演会等>終了した講演会(2021年)
※セミナーは録画を予定しており、後日制限付きでの配信の可能性があります。
【開催趣旨】
菅義偉首相が2020年10月26日の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言したことにより、脱炭素社会に向けた動きが活発になっています。そのような中、産業界及び自治体による製品・サービスの温室効果ガス排出削減貢献量の算定はもちろんのこと、組織としてのバリューチェーンを通した温室効果ガス排出削減貢献量としての報告が多く見られるようになりました。 脱炭素社会に向けて、バリューチェーンを通した温室効果ガス排出削減効果及び削減貢献量を把握し、ステークホルダーへ取り組み報告することは、企業の環境配慮製品の開発及び環境経営に大きな役割を果たすと考えられます。 環境負荷削減貢献量評価手法研究会では、このような動きがある中で2015年に製品・サービスを対象とした「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発行しており、現在海外への貢献量評価を考慮した第二版発行に向けて更新を行っています。また、最近では企業が社会における温室効果ガス排出削減への貢献を示す指標として、企業の組織全体としての削減貢献量を算定・開示する事例が増えていることを鑑み、組織を対象とする「組織の温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を作成しているところです。 本講演会では、削減貢献量評価への期待や、活用いただいている企業の取り組みについてご講演いただく他、作成中の製品及び組織の削減貢献量評価のガイドラインについても報告します。また、パネルディスカッションでは、我が国の脱炭素社会構築に向けての政策や企業活動等において期待される役割について、パネリストの方々と議論いたします。