日本LCA学会 終了した講演会
日本LCA学会 主催・共催の講演会等(2015年度)
第21回 日本LCA学会講演会「LCAの新たな展開と実践」
- LCAの新しい取組の必要性、実践事例、課題を共有して、学会に期待される 今後の貢献について議論する講演会を企画しました。奮ってご参加ください。
- 日 時:2015年12月21日(月)13:15~17:15
- 主 催:日本LCA学会
- 場 所:全日通霞が関ビル 8階大会議室B (東京都千代田区霞が関3-3-3)
- 参加費:
- 賛助会員:資料代とも無料 1社2名まで
- 正 会 員:無料(資料代 2,000円)
- 学生会員:無料(資料代 1,000円)
- LCA日本フォーラム会員:4,000円(資料代込み)
- 非会員一般:6,000円(資料代込み)
- 非会員学生:2,000円(資料代込み)
【開催趣旨】
本講演会では、LCAの新しい潮流について議論します。
製品・サービスがもたらす削減貢献量の公表、マルチクライテリア評価、 環境フットプリント、ホットスポット分析、さらには、組織のLCA、 ソーシャルLCAなどについて、ガイドラインの整備と実践が進められています。 企業利益の実現と持続可能な社会の形成に対して、これらのLCA分野での 新たな取組は、どのように貢献するのでしょうか。
本講演会では、新たな取組の必要性、企業における実践事例の紹介、実践を 通して明らかになった課題を共有するとともに、アカデミアに、日本LCA学会 に期待される今後の貢献について議論します。
- プログラム(敬称略)
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13:15-13:20開会の挨拶13:20-13:35「環境ホットスポット分析の活用に向けて」国立研究開発法人 産業技術総合研究所 田原 聖隆13:35-13:50「マルチクライテリア評価の実践に向けて」東京大学 中谷 隼13:50-14:05「ソーシャル軸の評価に関する動向」TCO2株式会社 正畠 宏一14:05-14:20「削減貢献量評価の活用に向けて」国立研究開発法人 産業技術総合研究所 本下 晶晴14:20-14:35「組織のLCA」工学院大学 稲葉 敦<休憩>14:50-15:50「実践経験からの学会への要望・期待」①「インベントリデータの経験、課題、学会への期待」三菱電機株式会社 内山 知重②「素材・中間材の温室効果ガス削減貢献量の検討とその 課題」旭硝子株式会社 杉本 修一郎③「マテリアリティ抽出に向けた組織のLCAの活用とその課題」アズビル株式会社 永山 綾子④「サプライチェーンでの協働の取り組みへの期待」」日本生活協同組合連合会 小野 光司15:50-16:10「LCAの実践の観点から学会の今後の展望」東京大学、日本LCA学会会長 平尾 雅彦16:10-17:10総合討論17:10-17:15閉会の挨拶
日本LCA学会 2015年秋のシンポジウム
「水素社会とエネルギー・環境問題~ライフサイクル視点で考える」
- 日 時:2015年10月14日(水)13:00~17:00
- 主 催:日本LCA学会
- 場 所:全日通霞が関ビル 8階大会議室A (東京都千代田区霞が関3-3-3)
- 参加費:
- 賛助会員:資料代とも無料 1社2名まで
- 正 会 員:無料(資料代 2,000円)
- 学生会員:無料(資料代 1,000円)
- LCA日本フォーラム会員:4,000円(資料代込み)
- 非会員一般:6,000円(資料代込み)
- 非会員学生:2,000円(資料代込み)
【開催趣旨】
近年、水素社会への注目と期待が非常に高まっています。水素は燃焼しても二酸化炭素が発生しないクリーンなエネルギーですが、電気と同様に二次エネルギーであるため、生産と流通のサプライチェーン全体としての評価が重要になります。また、使用方法についても燃料電池などの技術が着目されており、全体像をシステムとして捉えた議論が求められるテーマです。
対象をシステムとして捉えて人間活動の直接的・間接的な潜在的影響を評価する手法であるLCA(ライフサイクルアセスメント)は、日本においてはエネルギー分析を源流に持つことからも理解されるように、このようなテーマを議論するために欠かせないツールではないかと考えられます。
そこで、日本LCA学会では、水素社会をめぐるわが国の政策と技術の最新動向を踏まえて、水素社会がエネルギー・環境問題の解決になる方向性を議論するシンポジウムを企画いたしました。
LCA分野が、これまでの研究や知見の蓄積を活用しつつ、水素社会を考えていく上で貢献できる役割を、学会内外の関心ある皆様とともに明らかにし、その一助となることを願っております。
- プログラム
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13:00-14:00水素社会に向けた政策動向 (各30分)
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・「経済産業省の水素社会に向けた技術開発動向」経済産業省 産業技術総括調査官 村山昌平 氏・「温暖化対策としての水素社会への期待と取組」環境省 地球温暖化対策課 調整官 名倉良雄 氏
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14:00-15:00水素社会に向けたLCAへの期待と可能性(各30分)
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・「再生可能エネルギー普及へカーボンフットプリントの重要性」SIP「エネルギーキャリア」サブ・プログラムディレクター 秋鹿(あいか)研一 氏・「LCAの視点からみた水素社会」産業技術総合研究所 主任研究員 工藤祐揮 氏
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15:00-15:30休憩
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15:30-16:30エネルギーシステムの中での位置づけ(各30分)
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・「エネルギーシステムにおける水素の位置づけ -電力システムと水素エネルギーの関連性-」東京大学 教授 松橋隆治 氏・「CO2フリー水素システム -普及の可能性と今後の動向-」一般財団法人 エネルギー総合工学研究所 坂田 興 氏
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16:30-17:00総合討論「水素社会とエネルギー・環境問題~ライフサイクル視点で考える」司会:工学院大学 教授 稲葉 敦 氏
第6回「ものづくりの現場からLCAを考える見学会」実施のご案内
Announcement regarding this years “Thinking LCA through field trips to manufacturing sites”
今回の見学会は、重要なインフラのガスと水道です。皆様、どうかこの機会をお見逃しなく、お誘い合わせの上、奮って御参加下さい。
- 日 時:平成27年9月11日(金)9:00~17:00
- 見学先:
- 午前:
- 1. 東京ガス(株) 根岸工場LNGスクエア
- 都市ガスの製造・供給施設の見学の他、都市ガスの原料であるLNGを使った冷熱実験も含まれています。
- http://www.iceee.jp/sisetudb/prev.php?id=990
- 午後:
- 2. 横浜市水道局 西谷浄水場および水道記念館
- 施設紹介、見学、模擬沈澱実験などを行います。また併設されている水道記念館は、現代に至るまでの水道技術の変遷に関わる資料が展示されています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/kyoku/torikumi/suidou-pr/kengaku.html - http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/kyoku/torikumi/suidou-pr/koho/download/pdf/yokohamasuidoukinenkan.pdf
- 定員:25名
- 参加費:
バス利用 2箇所 1箇所 日本LCA学会会員 3,000円 2,000円 LCA日本フォーラム会員 5,000円 4,000円 一般 8,000円 7,000円 - 定員を超えた場合や、同業者はご参加いただけない場合がありますのでご了承ください。
- 本参加費には、集合場所まで、解散場所からの交通費や宿泊費、食事代などは含まれておりません。
- 本参加費は見学先の間の交通費、その他日本LCA学会の事務運営費用に当てられます。見学先様へ支払うものではありません。
- 最小催行人数に達しない場合には予定を変更することがあります。
- 参加申込:参加ご希望の方は、必要事項をご記入の上、E-mail またはFAXにて
- 9月1日までに、日本LCA学会事務局までお申し込み下さい。
- 記載事項:
- 1. 参加者氏名
- 2. ご所属
- 3. 連絡先(住所/携帯/E-mail)
- 4. 領収書の要・不要
- 5. 集合予定場所(選択可能な集合・解散場所は次ページの表を参照してください。)
- 6. 解散予定場所
- 7. 希望見学先(記入例:全拠点、1のみ、2のみ、1,2のみ)
- 8. その他特記事項
- 申込先: 日本LCA学会 事務局
- E-mail ilcaj@sntt.or.jp
- FAX 03-3597-0535
- 参加証:参加いただけます方には、9月5日までに参加証をお送りいたします。
- 表中の●印は集合場所、▼印は解散場所をあらわします。
- 行程表は現時点のものです。今後予告なく変更されることがあります。
■ 第20回日本LCA学会/LCA日本フォーラム共催 講演会
「環境マネジメントにおけるマルチクライテリア評価と意思決定」
- 主 催:日本LCA学会/LCA日本フォーラム
- 日 時:2015年7月24日(金)13:00~17:00
- 場 所:全日通霞が関ビル 8階大会議室B (東京都千代田区霞が関3-3-3
【開催概要】
近年,欧州の環境フットプリントに代表されるように,カーボン(地球温暖化)のみの単一側面の評価だけではなく,様々な環境影響を対象とする「マルチクライテリア」の評価へのニーズが高まっています。マルチクライテリアの評価結果を意思決定と結び付けるためには,それらの重み付け(統合化)が必要とされる場面もあります。日本のLIME2をはじめ,世界のLCA手法の中では,さまざまな重み付けのアプローチが提案されています。また一方で,異なる種類の環境問題を主観的な価値判断によって重み付けすることに対しては否定的な意見もあり,マルチクライテリア評価の意思決定への活用については,さまざまな主体を巻き込んだ議論が必要です。
本講演会の前半では,マルチクライテリア評価の欧州における動向と,日本における研究について紹介していただきます。後半では,世界のLCA手法における様々な重み付けのアプローチの比較分析と,最新のLIME3における世界レベルでの環境影響の統合化の試みについて講演していただきます。総合討論では,どのように評価結果を意思決定に反映するかという観点から,マルチクライテリアの活用についての課題を議論します。
- プログラム
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13:00-13:05開会の挨拶日本LCA学会 会長 平尾 雅彦
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13:05-13:45講演1 「欧州におけるマルチクライテリア評価の動向」みずほ情報総研株式会社 内田裕之
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13:45-14:25講演2 「環境ホットスポット分析とマルチクライテリア評価」(仮題)産業技術総合研究所 田原聖隆
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14:25-14:40休憩
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14:40-15:20講演3 「異なる重み付けアプローチの比較と意思決定に向けた課題」東京大学 中谷 隼
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15:20-15:50講演4 「LIME3における環境影響の統合化」(仮題)東京都市大学 伊坪徳宏
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15:50-16:05休憩
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16:05-16:55総合討論モデレーター 工学院大学 稲葉 敦企業パネリスト
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株式会社資生堂 大橋憲司
株式会社東芝 小林由典
株式会社日立製作所 並河 治 -
講演者パネリストみずほ情報総研株式会社 内田裕之
産業技術総合研究所 田原聖隆
東京都市大学 伊坪徳宏
東京大学 中谷 隼 -
16:55-17:00閉会の挨拶日本LCA学会 企画委員長 端谷隆文