活動目的:
ICT社会や次世代自動車といった社会的要請が高まりは銅やニッケルをはじめとする種々の資源利用をさらに増大させる.資源利用は採掘活動を誘発し,その結果,鉱山ダムの崩壊,近隣環境の破壊へとつながる.このような問題を解決するためには,サービスあたりの資源利用量(資源強度)の定量化が重要になるが,これまでのLCAはエネルギーや二酸化炭素排出量が重視される傾向に有り,資源強度の評価はまだまだ不十分である.また,資源強度の評価には関与物質総量(TMR), エコロジカルフットプリント,エコロジカルリュックサック,一次資源等価換算量等があるが,それらを横断的に分析することに対するニーズが高まっている.本研究会では,これらの資源強度に関する評価手法の特徴の分析や適用事例の研究を通じた活用の在り方について議論を行う。
活動概要:
活動期間:2019〜2020年度
2019年度活動計画:
- キックオフミーティング:8月ごろ(立命館大学東京キャンパス)
- 資源強度に関する研究会:年間2回(9月,12月)(立命館大学東京キャンパス)
- 資源採取に関わる工場見学(場所は調整中):1回
- 主査:山末英嗣 (立命館大学理工学部)
- 連絡先:yamasue@fc.ritsumei.ac.jp